いつまでも歯を健康に
2016.06.01
皆さんは、歯科健診を受診していますか。
日本歯科医師会が『6(む)4(し)』にちなんで6月4日に「虫歯予防デー」を実施したのが始まりで、現在では6月4日~6月10日は、『歯と口の健康週間』となっています。
歯の健康状態は健康寿命と大きく関わっており、自分の歯が多く残っている人ほど、よくかむ(食べる)ことができるため、全身状態が良く、また脳の働きを活発化させるので認知症にもなりにくいと言われています。
そして実は、歯周病は生活習慣病とも深い関係があります。
ご存知の方も多いと思いますが、歯周病とは歯垢の中にいる歯周病菌によって歯ぐきに炎症がおこり、歯を支えている骨が溶けていく病気の事です。
歯周病になると歯周病菌の炎症物質や歯の喪失等により、全身にさまざまな影響が出てきて、肥満・糖尿病・心臓病・肩こり・頭痛・骨粗しょう症等の生活習慣病を悪化させることがあります。
病気予防の為にも、歯を健康に保つポイントをご紹介します。
◯毎日しっかり歯磨きをする:歯ブラシの毛先を歯の面にあて、1~2歯ずつ小刻みに磨きます。
◯禁煙する:煙草は、歯周病を悪化させる原因になります。
◯年1回は歯科健診を受診:歯のチェック・磨き方の指導や歯石の除去等をしてくれます。
歯周病や生活習慣病で自分自身の歯を失わないように、身体の健康の為にも歯の健康管理を心掛けていく事が大切です。